[00:11.37]朝もやにけむった駅のホーム
[00:16.98]行き交う人の群れ　騒がしくて
[00:22.83]はずむ吐息はもう　白くなって
[00:28.36]やがて来る季節の　色に染まる
[00:34.23]
[00:45.48]ベンチに腰掛けて　始発を待つ
[00:50.92]僕らは少しだけ　寝ぼけながら
[00:56.54]やがて来るその時　忘れるよう
[01:02.20]くだらない会話を　続けていた
[01:07.42]
[01:10.86]いつだって僕らは
[01:16.32]あてのないユメばかり追いかけて
[01:21.99]夢中で駆け抜けた
[01:27.66]恐れるものなんてなかったんだ
[01:34.10]
[01:56.04]ずっと先になって
[02:01.54]遠い昔を思い出すように
[02:07.23]「あの頃はよかった」
[02:12.77]そんなことを語り合うのかな
[02:19.14]
[02:24.24]電車がやってきた　5分遅れ
[02:29.75]踏み出すその足は　どこか重く
[02:35.55]でも変わらず僕ら　笑顔のまま
[02:41.03]「またね」とそう言って　別れ告げた
[02:46.66]人生の門出を　祝うように
[02:52.31]電車は走り出す　夢を乗せて
[02:58.00]いつかまた会えると　そう信じて
[03:03.63]僕らはいつまでも　手を振ったよ
[03:09.35]こぼれ落ちる涙　止められずに
[03:14.93]僕らはいつまでも　手を振ったよ