[00:23.50]闇が溶け始めて 星が宙(そら)に帰る頃
[00:35.36]埠頭に寄せる波音に ため息を重ねて
[00:45.41]
[00:46.97]少し窓 開けたら せつない夏の匂いがした
[00:58.83]サイドシートの君が うつむいたまま 呟いた
[01:11.37]
[01:13.63]「これで最後かもしれないね...」って
[01:19.47]君は 声を震わせながら
[01:25.42]僕は 君に少し背を向け
[01:31.41]唇噛みしめてた
[01:37.09]どうして どうして...
[01:43.74]
[01:52.11]離れて暮らしても 想いは伝え合えると
[02:03.90]言えた若さを悔やんだら すべてが嘘になる
[02:13.96]
[02:15.67]あの頃よりずっと 綺麗になったその横顔
[02:27.41]僕の記憶の中で 永遠になる 現在のまま
[02:39.14]
[02:39.35]「きっと 誰のせいでもないよ...」って
[02:45.09]君は 壊れそうな笑顔で
[02:51.10]いつも 失ってから気づくのは
[02:57.00]一番大切なもの
[03:02.59]もう一度 もう一度...
[03:10.55]
[03:12.28]何もかも 置き去りに 追いかけた夢
[03:17.87]それぞれの イタミに 目を背けて
[03:23.58]こんな哀しい 夜明けが来ると
[03:29.82]僕たちは気づかないで
[03:35.06]
[03:35.77]「これで最後かもしれないね...」って
[03:41.18]君は 声を震わせながら
[03:47.02]僕は 君に少し背を向け
[03:53.14]唇噛みしめていた
[03:57.83]「きっと誰のせいでもないよ...」って
[04:01.75]君は 壊れそうな笑顔で
[04:07.65]せめて 朝焼けが終わるまで
[04:14.06]幸せを願えるまで
[04:22.21]このまま...