Kinki Kids テノヒラ 歌词
テノヒラ
汗ばむくらいに強く握る
不揃いの手のひらを重ねる時
通りすぎる あの日の匂いが 立昇る
しらけた公園の ベンチに座る
頼りなく寄り添った 僕等の影
涙もろく 強がりな君を 守るのがやっとだった
淀んだ水に揺れる波紋のように
遠くどこまでも行けたなら
そのうち僕等 きっと壊れてしまいそうで
声にならぬ想いにも気付いてる
眩暈にすら似た 愛しさの狭間で
身体にタマシイに 切なさが押し寄せる
同じ空気を 感じることや
ぎこちないオヤスミや 重なる手のひらが
心に染みわたるように 二人に残りますように
見慣れた景色も違って映る 清らかな春の風
夏の大空 秋の夕暮れ
伸びてゆく影に 冬の足音を聞いた
凍てつく道に咲いた 花のように
そっと そよ風を待ち焦がれて
街中誰もが きっと軋んだ胸を抱え
無口なまま泣くのを こらえてる
闇に彷徨い 戸惑う世界に
矛盾や雨の日が 悲しみを連れてくる
夜の終わりに 優しさ持ちよれば
伝わるぬくもりで 明日も戦える
陽射しが溢れてくように
優しく包まれるように
眩暈にすら似た 愛しさの狭間で
身体にタマシイに 切なさが押し寄せる
同じ空気を 感じることや
ぎこちないオヤスミや 重なる手のひらが
心に染みわたるように
二人に残りますように